生徒ITパスポートの試験で、過去問で見たことない問題が出るって本当?
もし本番で解けない問題が出たらどうしよう…
見たことない問題への対策や、落ちないための勉強法が知りたい!
ITパスポート試験に向けて勉強していると「見たことない問題が出題される」という噂を聞いて不安になる人も多いのです。
実際、ITパスポートはシラバスの改訂頻度が高く、過去問の丸暗記だけでは対応しきれない初見の問題が増加傾向にあります。
この記事では、ITパスポートで見たことない問題が出題される4つの理由と、試験当日に焦らないための対処法、そして確実に合格するための勉強法を詳しく解説します。



見たことない問題の正体を知り、正しい対策を行えば合格は難しくありません。
この記事を参考にして、一発合格を目指しましょう!
- ITパスポートで見たことない問題が出題される理由
- 試験当日に初見の問題が出たときの対処法
- テキストに載っていない問題を防ぐ事前対策と勉強法
- 独学の限界を感じた人におすすめの通信講座
ITパスポートで「見たことない問題」が出題される4つの理由
ITパスポートで見たことない問題が出題される背景には、試験の特性や目的が深く関係しています。
- シラバス(出題範囲)の改訂頻度が高く新用語が増えている
- 今後のデータ収集用に「採点されない問題」が含まれている
- 過去問の丸暗記を防止するために切り口を変えている
- 時事ネタや最新のITトレンド技術が反映されている
ひとつずつ解説します。
理由①シラバス(出題範囲)の改訂頻度が高く新用語が増えている
ITパスポートで見たことない問題が出題される理由の1つ目は、シラバスの改訂頻度が高く新用語が増えていることです。
IT業界の技術進歩は速く、試験を運営するIPAもそれに合わせて出題範囲を頻繁に更新しています。古いテキストや過去問だけではカバーしきれない、以下のような新しいテーマが次々と追加されています。
- 生成AI(ChatGPTなど)の活用とリスク
- 新しいセキュリティ攻撃の手口
- DX(デジタルトランスフォーメーション)関連のビジネス用語
これらは古い教材には載っていないため、初見の問題として受験者を戸惑わせる原因となります。



最新の用語って、テキストに載っていないならどう勉強すればいいんですか?



ニュースやSNSで話題のIT用語をチェックするのが近道ですよ。
理由②今後のデータ収集用に「採点されない問題」が含まれている
ITパスポートで見たことない問題が出る理由として、今後のデータ収集用に「採点されない問題」が含まれている点も挙げられます。
CBT方式で行われる本試験には、全100問のうち8問程度、将来の出題に向けた難易度調整用の「評価対象外問題」が混ざっています。
これらの問題は合否判定の点数には一切影響しません。明らかに難易度が高い、あるいはテキストで扱われていない奇問は、このダミー問題である可能性があります。
解けないからといって焦る必要はありません。
理由③過去問の丸暗記を防止するために切り口を変えている
ITパスポートで見たことない問題に遭遇するのは、過去問の丸暗記を防止するために切り口を変えているからです。
単に過去問の答えを丸暗記しているだけの受験者を合格させないよう、出題側も工夫を凝らしています。用語の意味を直接問うのではなく、具体的な業務シチュエーションでの活用事例を選ばせるなど、形式を変化させています。
表面的な暗記ではなく、用語の本質的な理解と応用力が問われるため、見覚えのある単語でも「見たことない問題」のように感じてしまうのです。
理由④時事ネタや最新のITトレンド技術が反映されている
ITパスポートで見たことない問題が出題される理由の4つ目は、時事ネタや最新のITトレンド技術が反映されている点です。
テキストが出版された後に話題になったニュースや技術トレンドが、いち早く試験に取り入れられることがあります。
- 大規模な個人情報漏洩事件の手口
- 政府が新たに推進するIT施策や法改正
- 最新のAI技術やIoTの活用事例
社会情勢や最新のテクノロジートレンドにアンテナを張っていないと、これらは試験本番でまったく知らない単語として出題されることになります。
ITパスポートは2025年度(令和7年)以降も難化傾向が続くのか
2025年度以降のITパスポート試験は、合格率の数値上は横ばいですが、体感的な難易度(学習の負担)は上昇傾向が続くと予想されます。
- 合格率は50%前後で安定しているが合格に必要な知識量は増えている
- 「過去問の丸暗記」が通用しにくくなり、思考力を問う問題へシフトしている
- 生成AIや新法などのトレンドが即座に反映され対策範囲が拡大し続けている
それぞれの傾向を詳しく解説します。
合格率は50%前後で安定しているが合格に必要な知識量は増えている
ITパスポートの合格率は50%前後で安定しているものの、合格に必要な知識量は確実に増えているのが現実です。
数値上の合格率は49.8%(2024年度)など約5割で推移しており、極端に下がってはいません。しかし、シラバス(出題範囲)の改訂によって覚えるべき用語数は年々増加の一途をたどっています。
特に2025年10月からは新シラバスVer.6.4が適用され、「プロバイダ責任制限法」が「情報流通プラットフォーム対処法」に変更されるなど、常に最新情報のアップデートが求められる状況です。
「過去問の丸暗記」が通用しにくくなり、思考力を問う問題へシフトしている
ITパスポートの難化傾向の要因として、「過去問の丸暗記」が通用しにくくなり、思考力を問う問題へシフトしている点が挙げられます。
近年の試験では、単に用語の意味を知っているかだけでなく、長文の問題文から条件を読み解く読解力や、プログラミング的思考(ロジック)を問う出題が増加傾向にあります。
過去問と同じ問題が出ることは稀であり、初見の事例に対して「持っている知識をどう応用するか」が試されるため、表面的な暗記学習だけでは合格点に届きにくくなっていると言えるでしょう。



暗記だけでなく「なぜそうなるか」を考える癖をつけると強いですよ。
生成AIや新法などのトレンドが即座に反映され対策範囲が拡大し続けている
ITパスポートの難化傾向に大きく影響を与えている内容は、生成AIや新法などのトレンドが即座に反映され、対策範囲が拡大し続けていることです。
シラバスVer.6.3以降、生成AI(ChatGPT等)やハルシネーションといった最新技術に関する用語が頻出テーマとなりました。
2025年には「プロバイダ責任制限法」が「情報流通プラットフォーム対処法」へ名称変更されるなど、社会的な動きも即座に試験内容に取り入れられます。
古いテキストではこれらの新分野をカバーできないため、受験者は常に最新のニュースや技術動向にアンテナを張り、学習範囲を広げ続ける必要があります。
「これからもっと難しくなる?」と心配な人は、最新の試験データや合格率の推移をもとにした、今後の難易度予測と傾向分析を以下の記事でチェックしておきましょう。
ITパスポート試験で「見たことない問題」に遭遇した当日の対処法
ITパスポートの試験本番で見たことない問題に出くわしても、焦らずに対処すれば合格への道は閉ざされません。以下の5つの対処法を紹介します。
- まずは冷静になって「消去法」で選択肢を絞り込む
- 問題文の文脈や漢字の意味から正解を推測する
- 「採点されない問題」だと割り切って時間をかけずに進む
- 後で見直せるようにチェックマーク機能だけ付けておく
- 自信のある他の問題で確実に点数を稼ぐメンタルを持つ
ひとつずつ解説します。
手順①まずは冷静になって「消去法」で選択肢を絞り込む
ITパスポート試験で見たことない問題に遭遇した際の最初の手順は、冷静になって「消去法」で選択肢を絞り込むことです。
正解が完全にわからなくても、明らかに間違いだとわかる選択肢を除外できれば、正答率は25%(4択)から50%(2択)へと上がります。
知っている用語が含まれている選択肢があれば、その用語の意味が問題文と合致するかを確認しましょう。合致しなければその選択肢は消せるため、残った選択肢の中から正解を選べる可能性が高まります。
手順②問題文の文脈や漢字の意味から正解を推測する
ITパスポート試験で見たことない問題が出たときは、問題文の文脈や漢字の意味から正解を推測する手順も有効です。
IT用語の多くは、漢字の意味や英単語の頭文字を組み合わせたものが多いため、以下のように言葉の成り立ちからある程度の意味を類推できます。
| 用語 | 推測のヒントと意味 |
|---|---|
| 可用性 | システムなどを使用することが「可能」な状態 |
| 完全性 | データが「完全」であり、改ざんや欠損がないこと |
| 機密性 | 「機密」を守り、許可された人だけがアクセスできること |
問題文のストーリーと照らし合わせ、もっとも文脈に合うものを選択しましょう。
手順③「採点されない問題」だと割り切って時間をかけずに進む
ITパスポート試験で見たことない問題への対処法として、「採点されない問題」だと割り切って時間をかけずに進むことも重要です。
前述のとおり、試験問題には成績に影響しない実験的な問題が含まれている可能性があります。解けない難問に時間を費やすよりも、合否に関係ないダミー問題かもしれないと考えて、早めに次の問題へ移るほうが賢明です。
1問に悩んで時間を浪費し、最後まで解き終わらない事態だけは避けなければなりません。



解けない問題があると、どうしても焦ってしまいます……。



満点は不要です。「これは採点されない問題だ」と割り切る勇気も大切ですよ。
手順④後で見直せるようにチェックマーク機能だけ付けておく
ITパスポート試験で見たことない問題に遭遇した場合、後で見直せるようにチェックマーク機能だけ付けておくことをおすすめします。
CBT方式(コンピュータ試験)には、解答に迷った問題に印をつける「あとで見直す」機能が備わっています。
とりあえず直感で仮の答えを選択しておき、チェックマークを付けて先に進みましょう。すべての問題を解き終えて時間が余ったときに、改めて冷静に見直すことで、正解の手がかりが見つかるケースも少なくありません。
手順⑤自信のある他の問題で確実に点数を稼ぐメンタルを持つ
ITパスポート試験で見たことない問題が出ても動じないためには、自信のある他の問題で確実に点数を稼ぐメンタルを持つことを意識しましょう。
この試験は満点を取る必要はなく、全体で6割(600点)取れれば合格できます。数問わからない問題があっても、他の基礎問題や得意分野で正解を積み重ねれば合格ラインには十分に到達可能です。
「この問題は捨てて他で挽回する」と気持ちを切り替え、最後まで集中力を維持してください。
ITパスポートで「テキストに載ってなかった」を防ぐための事前対策と勉強法
ITパスポート試験において「テキストに載ってなかった」という事態を最小限に抑えるには、情報の鮮度と幅広さを意識した学習が不可欠です。
以下5つの項目に分けて、事前対策と勉強法を紹介します。
- 最新のシラバスに対応した新しい年度のテキストを選ぶ
- 過去問道場の解説まで読み込み周辺知識を広げる
- ITニュースやトレンド技術(AI・生成AI)に関心を持つ
- 用語の意味だけでなく具体的な活用事例まで理解する
- 無料の過去問アプリを活用して隙間時間に多くの問題に触れる
ひとつずつ解説します。
対策①最新のシラバスに対応した新しい年度のテキストを選ぶ
ITパスポートでテキストに載ってなかった問題を防ぐ対策の1つ目は、最新のシラバスに対応した新しい年度のテキストを選ぶことです。
前述のとおり、試験範囲(シラバス)は頻繁に改訂されており、数年前の参考書では現在の出題傾向をカバーしきれません。
書店や通販サイトで購入する際は、必ず「2025年度版」や「シラバス6.3対応」といった最新の表記があるかを確認しましょう。
最新版を使うだけで、新用語への対応力は格段に上がります。
対策②過去問道場の解説まで読み込み周辺知識を広げる
ITパスポートでテキストに載ってなかった問題への対策として、過去問道場の解説まで読み込み周辺知識を広げることも重要です。
問題演習サイト「過去問道場」を利用する際、正解の選択肢だけでなく、不正解の選択肢の解説にも目を通してください。
「なぜその選択肢が間違いなのか」や、誤答の用語がどのような意味なのかを知ることで、1問から得られる情報量が4倍になります。
周辺知識を網羅的に学ぶことで、初見の問題にも対応できる応用力が身につくでしょう。
対策③ITニュースやトレンド技術(AI・生成AI)に関心を持つ
ITパスポートでテキストに載ってなかった問題に対応するには、ITニュースやトレンド技術(AI・生成AI)に関心を持つのも有効です。
試験問題は実際のビジネス現場や社会動向を反映して作られるため、日頃からニュースアプリやIT系メディアで最新情報をチェックする習慣が役立ちます。
| トピック | 具体的なチェック内容 |
|---|---|
| 生成AI | ChatGPTや画像生成AIの仕組みとハルシネーションなどのリスク |
| セキュリティ | ランサムウェアやフィッシング詐欺の最新手口 |
| 法改正 | デジタル関連の法律の変更点(プロバイダ責任制限法など) |
これらのトピックは見出しを見るだけでも効果があり、試験当日の「見たことない」を減らす助けとなります。



普段使っているスマホやアプリのニュースを見るだけでも立派な対策になります。
対策④用語の意味だけでなく具体的な活用事例まで理解する
ITパスポートでテキストに載ってなかった問題を防ぐには、用語の意味だけでなく具体的な活用事例まで理解する学習法を取り入れましょう。
単語帳のような丸暗記では、問題文のシチュエーションが変わると対応できなくなります。「IoTとはモノのインターネット」と覚えるだけでなく、「工場の機械に取り付けて稼働データを収集する仕組み」というように、具体的な利用シーンとセットでインプットしてみてください。
活用イメージを持つことで、未知の事例問題が出ても正解を類推しやすくなります。
用語の活用事例を理解する前提として、まずは試験に出る重要キーワードを網羅することが先決です。以下の記事に詳しくまとめていますので、基礎知識を固めておきましょう。
▶ ITパスポート試験の「最重要・頻出用語」リストと効率的な覚え方
対策⑤無料の過去問アプリを活用して隙間時間に多くの問題に触れる
ITパスポートでテキストに載ってなかった問題への対策として、無料の過去問アプリを活用して隙間時間に多くの問題に触れることも推奨します。
テキストに掲載されている問題数は紙面の都合上限られていますが、アプリであれば膨大な数の過去問をランダムに解くことが可能です。
通勤通学や休憩時間などの隙間時間を使って、とにかく多くのパターンに触れておけば、「この形式は見たことがある」という経験値を増やせます。
質だけでなく量もこなすことで、合格の可能性を確実に高められるでしょう。



忙しくて机に向かう時間がなかなか取れません。



アプリなら移動中も勉強できます。5分の積み重ねが合格への近道です。
ITパスポートは「過去問道場だけ」では受からない?
「ITパスポートは過去問道場だけで合格できるのか?」という疑問への答えは、受験者の前提知識や学習スタイルによって大きく異なります。
過去問道場だけで合格できる人の特徴や、それだけでは対策が不十分な理由は以下のとおりです。
- 過去問道場だけで合格できる人の特徴と限界
- 過去問の丸暗記では対応できない「初見の問題」が増加中
- テキストなしの勉強は用語の体系的な理解が不足しやすい
- 最新の出題傾向を網羅するにはテキストとの併用が必須
ひとつずつ解説します。
過去問道場だけで合格できる人の特徴と限界
「過去問道場だけ」で合格できる人の特徴は、すでに一定のIT知識や実務経験がある人です。解説を読んで即座に理解できる基礎力があれば、無料サイトだけの演習でも合格ラインに到達できます。
一方で、IT未経験の初学者の場合、専門用語の解説を読んでも意味が理解できず、学習が上滑りしてしまう限界があるため注意が必要です。
過去問の丸暗記では対応できない「初見の問題」が増加中
ITパスポートが「過去問道場だけ」では厳しい理由として、過去問の丸暗記では対応できない「初見の問題」が増加中であることが挙げられます。
試験センターは過去問の答えを暗記しているだけの受験者を落とすために、同じ用語でも出題の切り口を変えてきます。
過去問道場で正答率が9割を超えていても、意味を理解せず反射的に答えを選んでいるだけでは、本番で少しひねられた問題が出ると太刀打ちできません。



解説を読んで「人に説明できるくらい」理解できれば、応用問題も怖くありません。
テキストなしの勉強は用語の体系的な理解が不足しやすい
ITパスポートを「過去問道場だけ」で進めると、テキストなしの勉強ゆえに用語の体系的な理解が不足しやすいデメリットがあります。
過去問演習は知識が「点」で増えていきますが、テキスト学習のように知識同士がつながって「線」や「面」になる体系的な理解が得られにくい傾向にあります。
ネットワークやデータベースといった仕組みを理解するには、断片的な解説よりも、順序立てて説明されているテキストの方が効率的です。
最新の出題傾向を網羅するにはテキストとの併用が必須
ITパスポート合格のためには、最新の出題傾向を網羅するためにテキストとの併用が必須と言えます。
過去問道場は過去のデータがベースですが、最新のシラバス改訂で追加されたばかりの新用語や新傾向の問題は、まだ過去問としての蓄積が少ない場合があります。
新しい年度に対応したテキストを併用することで、過去問にはない最新トレンドや重要ポイントを漏れなくカバーし、万全の状態で試験に臨むことが可能です。
ITパスポートを過去問道場だけで合格できないか気になる人に向けて、以下の記事で詳しく解説していますので、合わせて確認してみてください。
▶ ITパスポートを「過去問演習だけ」で学習する際のリスクと活用法
ITパスポートに落ちたら恥ずかしい?難化する試験の現実
「ITパスポートに落ちたら恥ずかしい」と気にする人は多いですが、現状の難易度を知ればその必要はないとわかります。
試験の実態や落ちてしまう原因、再受験に向けた考え方は以下のとおりです。
- 「ITパスポートは簡単」は過去の話|合格率50%の壁
- 「受かる気がしない」と不安になるのは勉強不足だけが原因ではない
- ITパスポートに落ちてしまう人の共通点
- もし落ちたら次はどうする?再受験に向けた切り替え方
- 何回目で合格する人が多い?平均的な受験回数
ひとつずつ解説します。
「ITパスポートは簡単」は過去の話|合格率50%の壁
ITパスポートに落ちたら恥ずかしいと感じるかもしれませんが、「ITパスポートは簡単」というのは過去の話です。
現在の合格率は約50%で推移しており、受験者の2人に1人は不合格になる計算です。「一夜漬けで受かる」「誰でも取れる」といった古い評判を鵜呑みにしていると、足元をすくわれます。
国家試験としての一定の難易度が保たれているため、不合格は決して珍しいことではありません。
「受かる気がしない」と不安になるのは勉強不足だけが原因ではない
ITパスポートに「受かる気がしない」と不安になるのは、勉強不足だけが原因ではありません。試験範囲(シラバス)が膨大であり、経営戦略から最新のAI技術まで幅広い知識が求められることが大きな要因です。
特に文系出身者にとっては、普段触れない専門用語のオンパレードとなるため、学習の進捗が悪くても自分を責める必要はありません。
試験自体の構造的な難しさが背景にあると理解しましょう。
「受かる気がしない」というメンタルブロックを外し、合格へ向かうための解決策を以下の記事でまとめていますので、合わせて参考にしてみてください。
▶ 勉強しても自信が持てないあなたへ。ITパスポートに「受かる気がしない」不安の正体と解決策
ITパスポートに落ちてしまう人の共通点
ITパスポートに落ちてしまう人の共通点を知り、反面教師にしましょう。不合格になる人には、学習方法や意識において以下のような典型的なパターンが見受けられます。
| 共通点 | 具体的なNG行動 |
|---|---|
| 過去問偏重 | 用語の意味を理解せず、答えの場所や記号で覚えている |
| 分野の偏り | プログラミングや計算問題を完全に捨てて足切りにかかる |
| 教材が古い | 数年前のテキストを使い、新傾向の問題に対応できない |
これらの落とし穴を避けるだけで、合格率はぐっと高まります。
もし落ちたら次はどうする?再受験に向けた切り替え方
ITパスポートにもし落ちたら、次はどうするかを考え、再受験に向けた切り替えを行うことが建設的です。
もっとも重要なのは、記憶が新鮮なうちに最短の日程で次回の試験予約を入れることです。不合格の結果通知には分野別の得点が記載されているため、どの分野で点数が足りなかったかを分析し、弱点を重点的に補強すれば、次回は高確率で合格できます。



もし落ちてしまったら、恥ずかしくて立ち直れないかも……。



合格率は5割です。落ちても恥ずかしいことではないので、次に向けて分析しましょう。
何回目で合格する人が多い?平均的な受験回数
ITパスポートへ合格した人の受験回数は1回目が多数派ですが、2回目以降の人も珍しくありません。公式なデータはありませんが、多くの受験生は1回での合格を目指します。
しかし、準備不足や当日の体調不良などで不合格となり、2回目、3回目の挑戦で合格を手にするケースも一般的です。
諦めずに挑戦し続ける姿勢こそが評価されるべきであり、回数を気にする必要はまったくありません。
ITパスポートで独学の限界を感じたら通信講座を活用して効率的に合格を目指そう
独学でのITパスポート学習に行き詰まりを感じているなら、通信講座を活用して効率的に合格を目指すのが賢明な判断です。
ひとつずつ解説します。
最新の「見たことない問題」対策に通信講座が有効な理由
ITパスポートにおいて最新の「見たことない問題」対策に通信講座が有効な理由は、情報収集の質とスピードが圧倒的に違うからです。
個人レベルで日々のITニュースやシラバスの細かな変更をすべて追いかけるのは困難ですが、通信講座を提供する専門スクールは、常に試験傾向を分析し、カリキュラムに即座に反映させています。
独学では手が回らない「新傾向対策」をプロに任せることで、見たことない問題への対応力が飛躍的に高まります。
通信講座を利用するメリット
ITパスポートで独学の限界を感じて通信講座を活用する場合、独学にはない多くのメリットを享受できます。
最大の利点は、合格に必要な知識だけを効率よく吸収できる環境が整っていることです。自分で教材を選んだり学習計画を立てたりする手間が省け、勉強そのものに集中できます。
具体的なメリットは以下の3点です。
順に見ていきましょう。
メリット①プロの講師による解説で新出用語も理解しやすい
ITパスポートで通信講座を活用するメリットの1つ目は、プロの講師による解説で新出用語も理解しやすいことです。
テキストの文字を読むだけではイメージしづらい「ブロックチェーン」や「API」といった抽象的な概念も、プロの講師は図解やたとえ話を交えて分かりやすく噛み砕いてくれます。
「なんとなく」の理解ではなく、本質的な意味をつかめるため、応用問題が出ても迷わずに正解を選べるようになります。



プロの解説なら、難しい抽象的な概念もスムーズに理解できますよ。
メリット②最新シラバス対応のカリキュラムで無駄なく学習できる
ITパスポートで通信講座を活用するメリットとして、最新シラバス対応のカリキュラムで無駄なく学習できる点も挙げられます。
市販のテキストは改訂のタイミングが遅れることがありますが、通信講座はWeb配信の特性を活かし、最新のシラバス変更や法改正にも素早く対応しています。
試験に出ない古い情報を覚える無駄を省き、今まさに出題されやすいホットな分野に時間を割けるため、最短ルートで合格を目指すことが可能です。
メリット③スマホでいつでも講義動画が見られ学習習慣がつく
ITパスポートで通信講座を活用するメリットの3つ目は、スマホでいつでも講義動画が見られ学習習慣がつくことです。
多くの通信講座はマルチデバイスに対応しており、通勤電車や昼休みなどのちょっとした隙間時間がすべて勉強時間に変わります。
机に向かってテキストを開く気力が起きない日でも、スマホで動画を流し見するだけなら続けやすく、無理なく学習を継続できるのが大きな強みです。
通信講座を利用するデメリット
ITパスポートで独学の限界を感じて通信講座を活用する際は、メリットだけでなくデメリットも存在することを理解しておきましょう。
自分に合わない講座を選んでしまうと、費用や時間を無駄にしてしまう可能性があります。後悔しない選択をするために、以下の2つのデメリットを把握してください。
順に解説します。
デメリット①独学に比べて受講費用が発生する
ITパスポートで通信講座を活用するデメリットの1つ目は、独学に比べて受講費用が発生することです。
独学であればテキスト代数千円で済みますが、通信講座は数万円の受講料がかかるのが一般的です。しかし、不合格を繰り返して受験料(7,500円)を何度も払うことや、勉強時間を短縮できるコストパフォーマンスを考えれば、結果的に安く済むケースも少なくありません。
投資に見合う効果が得られるかを検討しましょう。
デメリット②教材のボリュームがありすぎて消化不良になるリスク
ITパスポートで通信講座を活用するデメリットとして、教材のボリュームがありすぎて消化不良になるリスクも挙げられます。
充実したサポートが魅力の通信講座ですが、届いた教材の多さに圧倒され、「全部やらなきゃ」とプレッシャーを感じてしまう人もいます。
すべての教材を完璧にこなそうとするのではなく、自分の苦手分野や頻出ポイントに絞って活用するなど、取捨選択して使いこなす姿勢が重要です。
ITパスポート試験対策における通信講座の選び方
数あるITパスポートの通信講座の中から、自分に最適な一つを見極めるには、いくつかの基準があります。
ひとつずつ解説します。
選び方①最新のシラバス(6.x系)や法改正に対応しているか
ITパスポート試験対策における通信講座の選び方として、最新のシラバス(6.x系)や法改正に対応しているかは最優先のチェック項目です。
試験範囲は頻繁に更新されており、現在はシラバスVer.6.3以降への対応が必須となります。生成AIやプロンプトエンジニアリングなどの新技術に加え、法律の名称変更などが教材に反映されていないと、本番で失点する原因になります。
公式サイトで「最新シラバス対応」と明記されているかを必ず確認しましょう。
選び方②スマホ学習機能が充実していて隙間時間を活用できるか
ITパスポートの通信講座を選ぶ際は、スマホ学習機能が充実していて隙間時間を活用できるかもポイントです。
忙しい社会人や学生が合格するには、移動時間や休憩時間をいかに有効活用できるかが鍵を握ります。
講義動画の視聴はもちろん、一問一答形式の過去問演習やテキストの閲覧まで、スマホひとつで完結するアプリやシステムが提供されている講座を選べば、場所を選ばずに学習を進められます。
選び方③質問サポートや学習進捗管理機能がついているか
ITパスポートの通信講座選びでは、質問サポートや学習進捗管理機能がついているかも確認しておきたい要素です。
初学者が挫折する主な原因は「わからない箇所を解決できない」ことと「学習のペースがつかめない」ことです。
講師に直接質問できるチャット機能や、試験日から逆算して「今日は何をやるべきか」を教えてくれる進捗管理機能があれば、モチベーションを維持しながら安心して学習を継続できます。
選び方④初心者でも挫折しないわかりやすい教材・講義か
ITパスポート試験対策の通信講座を選ぶ基準の最後は、初心者でも挫折しないわかりやすい教材・講義かどうかです。
専門用語が並ぶITパスポートにおいて、テキストのわかりやすさは合否に直結します。無料体験やサンプル動画を活用し、以下のポイントを事前にチェックすることをおすすめします。
- 文字ばかりの教材ではなく、フルカラーの図解やイラストが豊富か
- アニメーションを使った動画講義など、視覚的に理解しやすい工夫が凝らされているか
これらが充実している講座であれば、視覚的なイメージで記憶に残りやすく、スムーズに学習を進められます。



文字ばかりのテキストだと、どうしても眠くなってしまいます……。



動画講義が充実している講座なら、視覚的に学べるので初心者にもおすすめですよ。
「見たことない問題」にも強いおすすめのITパスポート通信講座3選
「見たことない問題」への対応力や、初学者が挫折しないためのサポート体制を基準に、おすすめのITパスポート通信講座を3つ厳選して紹介します。
順に紹介します。
スタディング|スマホ完結で最新問題への対応力も高い


出典:studying.jp
| 受講形式 | 完全オンライン形式(スマホ・PC・タブレット) ※冊子テキストはオプション(別売り)の場合が多い |
|---|---|
| 取得できる主な資格 | 中小企業診断士、税理士、司法書士、FP、簿記、宅建士、ITパスポート など |
| サポート体制 | ・AI検索機能「AIマスター先生」による即時疑問解決 ・学習仲間機能(SNS)によるモチベーション維持 ・学習フロー機能による進捗ガイド |
| 費用 | 簿記3級合格コース:3,850円~ 中小企業診断士 1次2次合格コース:約50,000円~70,000円(時期・キャンペーンにより変動) |
| 特徴 | ・業界最安値水準の受講料 ・スキマ時間活用に特化したカリキュラム構成 ・AIを活用した効率的な復習・学習サポート機能 |
おすすめのITパスポート通信講座1つ目は、スタディングです。スタディングは、スマホひとつで学習が完結するスタイルが特徴で、通勤時間や休憩などの隙間時間を有効活用したい人に最適です。
動画講義はもちろん、問題練習やAIによる学習プラン作成機能まで搭載されており、ゲーム感覚で楽しみながら最新の試験傾向を学べます。
業界最安値級の低価格で受講できるため、費用を抑えつつ効率的に「見たことない問題」への対策をしたい人におすすめです。
\ 15%OFFクーポン配布中/
ユーキャン|初学者に優しいテキストで基礎から応用まで網羅


出典:u-can.co.jp
| 受講形式 | テキスト教材中心(+Web学習機能「学びオンライン プラス」) |
|---|---|
| 取得できる主な資格 | 医療事務、調剤薬局事務、保育士、実用ボールペン字、食生活アドバイザー、FP、宅建士 など |
| サポート体制 | ・講師による手書き添削指導(一部講座除く) ・メールや郵送による質問回答サービス(1日3問まで等の制限あり) ・受講生専用サイトでのスケジュール管理・Webテスト |
| 費用 | 医療事務講座:49,000円 実用ボールペン字講座:31,680円 FP講座:64,000円 |
| 特徴 | ・初学者でも挫折しにくい、図解の多いわかりやすいテキスト ・趣味から実用スキルまで、幅広い講座ラインナップ ・送料負担なし、分割払い対応など始めやすい料金体系 |
おすすめのITパスポート通信講座2つ目は、ユーキャンです。ユーキャンは、IT初心者でも無理なく理解できるように工夫された、フルカラーで分かりやすいテキストが最大の魅力です。
専門用語も身近な事例に例えて解説されているため、独学では理解しにくい内容もスムーズに頭に入ってきます。
これまでに多くの合格者を輩出してきた実績があり、紙のテキストで基礎からじっくり学びたい人や、着実に実力をつけたい人におすすめの通信講座です。
ヒューマンアカデミー|手厚いサポートで確実に合格を目指せる


| 受講形式 | オンライン(eラーニング)+テキスト教材(+DVD等のメディア教材) |
|---|---|
| 取得できる主な資格 | ネイリスト検定、ジェルネイル検定、トリマー、医療事務、メンタルケア心理士、Webデザイン など |
| サポート体制 | ・受講期間中は質問回数無制限(プロ講師が回答) ・無料の受講期間延長制度あり(条件あり) ・就職・転職サポート(カウンセリングや求人紹介) |
| 費用 | 医療事務講座(eラーニングコース):47,300円 ネイリスト・ジェルネイル検定トータルコース:約200,000円~300,000円(コースにより変動) 保育士【完全合格】総合講座:59,000円 |
| 特徴 | ・ネイルやペットなど、実技・実践系スキルの講座が充実 ・資格取得後の就職・転職サポートが手厚い ・未経験からプロを目指すための本格的なカリキュラム |
おすすめのITパスポート通信講座3つ目は、ヒューマンアカデミーです。ヒューマンアカデミーは、映像講義の充実度と手厚いサポート体制に定評があります。
経験豊富な講師による講義は要点がまとまっており、わからないことがあれば質問制度を利用して疑問をすぐに解消できます。
独学での学習に不安がある人や、プロのサポートを受けながら挫折せずに最短ルートで合格を目指したい人におすすめです。
ITパスポートの問題に関するよくある質問(FAQ)
ITパスポートの問題や試験制度に関して、受験者が抱きやすい疑問や不安をまとめました。事前によくある質問を確認し、万全の状態で試験に臨みましょう。
ITパスポートで採点されない問題は何問くらい出るの?
ITパスポートの問題には、採点されない問題(評価対象外問題)が全100問中に8問程度含まれています。
CBT方式の試験では、総合評価の対象となるのは92問であり、残りの8問は将来の出題に向けた難易度調整用のデータ収集として使われます。
どの問題が採点対象外かは受験者にはわからないため、試験中はすべての問題に全力で取り組む必要がありますが、極端に難しい問題が出ても「これはダミーかもしれない」と割り切る心の余裕を持つことが大切です。
ITパスポートに落ちたら通知は会社に行くの?
ITパスポートに落ちたとしても、個人で申し込んだ場合は会社に通知が行くことは一切ありません。
合否結果やスコアレポートは、受験者本人のマイページや通知メールでのみ確認できます。
ただし、会社が窓口となって申し込む「団体受験」を利用した場合、試験結果のデータが企業の担当者に提供されるケースがあります。
プライバシーが気になる場合は、申し込み方法による通知ルールの違いを事前に社内規定などで確認しておきましょう。
ITパスポートを180時間勉強すると期間にして何日かかる?
ITパスポート合格に必要な目安と言われる180時間を勉強する場合、1日2時間の学習ペースで約3ヶ月(90日)かかる計算になります。
学習期間ごとのスケジュールの目安は以下のとおりです。
| 1日の勉強時間 | 期間(180時間達成まで) | 特徴 |
|---|---|---|
| 1時間 | 約6ヶ月 | 長期戦になるためモチベーション維持が鍵 |
| 2時間 | 約3ヶ月 | 社会人でも無理なく続けやすい標準ペース |
| 3時間 | 約2ヶ月 | 短期間で集中して合格を目指す人向け |
ご自身のライフスタイルに合わせて、無理のない計画を立ててください。
ITパスポートは意味ないって本当?
ITパスポートは「意味ない」と言われることもありますが、IT化が進む現代のビジネスシーンにおいて、その価値は年々高まっています。
確かに医師や弁護士のような業務独占資格ではありませんが、企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するうえで、社員に最低限のITリテラシーを求める傾向が強まっているためです。
就職・転職活動でのアピール材料になるほか、資格手当や報奨金の対象とする企業も増えており、取得するメリットは十分にあります。
「苦労して取っても意味がないならやめようかな」と迷いが生じているなら、この資格がキャリアや実務にどう役立つのか、以下の記事で詳しくまとめているのでチェックしてみてください。
ITパスポートの過去問解説付きでおすすめのサイトは?
ITパスポートの過去問解説付きサイトとして、もっともおすすめなのは「ITパスポート試験ドットコム(通称:過去問道場)」です。
過去問道場は完全無料で利用でき、過去の膨大な問題数が収録されているだけでなく、一問一問に丁寧な解説がついているのが特徴です。
分野別の出題設定や、間違えた問題だけの復習機能など、有料アプリ顔負けの機能が充実しており、合格者の多くが利用している定番の学習ツールです。
まとめ
ITパスポートで見たことない問題が出題される理由や対策、おすすめの通信講座について解説しました。改めて、ITパスポートで見たことない問題が出る理由は以下のとおりです。
- シラバスの改訂頻度が高く新用語が増えている
- 今後のデータ収集用に「採点されない問題」が含まれている
- 過去問の丸暗記を防止するために切り口を変えている
- 時事ネタや最新のITトレンド技術が反映されている
「見たことない問題」は、最新の技術トレンドを反映した結果や、採点されないダミー問題であるケースが多いです。
試験本番で遭遇しても焦らず、消去法で対処したり、割り切って次の問題に進んだりすることが合格への鍵となります。
独学での対策に限界を感じる場合は、最新の出題傾向に対応した通信講座を活用するのも一つの手です。自分に合った勉強法を見つけて、ITパスポート試験の合格を勝ち取りましょう。



コメント