生徒基本情報技術者試験が簡単になったって本当?
新制度になってどう変わったのか詳しく知りたい!
基本情報技術者試験は2023年4月の制度改定により、CBT方式の通年受験や科目Bの出題範囲の集約など、受験しやすい環境が整いました。
「簡単になった」と言われる一方で、2025年12月時点の合格率は35.1%まで低下しており、油断できない試験であることに変わりはありません。
この記事では、基本情報技術者試験が簡単になったと言われる理由を詳しく解説し、一発合格するための勉強法を紹介します。



「簡単になった」のではなく「受験しやすくなった」が正確な表現です。
正しい対策を行えば一発合格は十分に狙えるので、ぜひ参考にしてください。
- 基本情報技術者試験が「簡単になった」と言われる理由
- 合格率データから見る試験の本当の難易度
- 基本情報技術者試験に一発合格するための勉強手順
- おすすめの通信講座3選
基本情報技術者試験が「簡単になった」と言われる5つの理由
基本情報技術者試験が「簡単になった」と言われる背景には、2023年4月の制度改定による試験形式の大幅な変更があります。
ここでは、多くの受験者が「簡単になった」と感じている主な理由を5つ解説します。
- CBT方式への変更で通年受験が可能になった
- 採点方式が素点方式からIRT方式に変更された
- 科目Bの出題範囲が擬似言語と情報セキュリティに集約された
- 個別プログラミング言語(C・Java・Python等)の選択が廃止された
- 新制度移行後に合格率が40~50%台へ上昇した
ひとつずつ見ていきましょう。
理由①CBT方式への変更で通年受験が可能になった
基本情報技術者試験が「簡単になった」と言われる理由の1つ目は、CBT方式への変更で通年受験が可能になったことです。
2023年4月の制度改定以前は、春期(4月)と秋期(10月)の年2回しか受験機会がありませんでした。現在はCBT(Computer Based Testing)方式の採用により、全国のテストセンターで好きなタイミングに受験できます。
不合格の場合も受験日の翌日から30日を超えれば再挑戦が可能です。受験のハードルが下がったことで、「簡単になった」と感じる人が増えています。
理由②採点方式が素点方式からIRT方式に変更された
基本情報技術者試験が「簡単になった」と言われる理由として、採点方式が素点方式からIRT(項目応答理論)方式に変更された点も挙げられます。
旧制度の素点方式では1問あたりの配点が均一に決まっていましたが、IRT方式では問題の難易度に応じて配点が調整されます。
受験者ごとに異なる問題セットが出題されても、公平に実力を評価できる仕組みです。難問に当たっても得点で不利になりにくいため「運の要素が減り、対策次第で合格を狙いやすくなった」と感じる受験者が増えています。
理由③科目Bの出題範囲が擬似言語と情報セキュリティに集約された
基本情報技術者試験が「簡単になった」と感じる要因には、科目Bの出題範囲が擬似言語と情報セキュリティに集約されたことも関係しています。
旧制度の午後試験と新制度の科目Bでは、出題範囲に以下のような違いがあります。
| 項目 | 旧制度(午後試験) | 新制度(科目B) |
|---|---|---|
| 出題範囲 | データベース・ネットワーク・ソフトウェア設計・プロジェクトマネジメントなど広範囲 | アルゴリズムとプログラミング(擬似言語)+情報セキュリティの2分野 |
| 出題割合 | 分野ごとに大問形式で出題 | 擬似言語が約8割、情報セキュリティが約2割 |
| 出題形式 | 長文の大問形式(選択解答あり) | 小問形式(全問必須解答) |
対策すべき範囲が明確になったことで学習の優先順位がつけやすくなり、以前より取り組みやすくなりました。



対策する範囲が絞られたのは助かりますね!



ただし擬似言語の比重が高いので、重点的な対策が必要ですよ。
理由④個別プログラミング言語(C・Java・Python等)の選択が廃止された
基本情報技術者試験が「簡単になった」と言われる理由4つ目は、個別プログラミング言語の選択が廃止された点です。
旧制度の午後試験では、C言語・Java・Python・アセンブラ・表計算のなかから1つを選んで解答する必要がありました。
新制度ではすべての言語選択が廃止され、日本語で処理手順を記述した「擬似言語」に統一されています。特定のプログラミング言語をゼロから学ぶ負担がなくなったため、IT未経験者にとって受験のハードルが大きく下がりました。
理由⑤新制度移行後に合格率が40~50%台へ上昇した
基本情報技術者試験が「簡単になった」と言われる背景には、新制度移行後に合格率が大幅に上昇した事実もあります。
旧制度(ペーパー試験)時代の合格率は約23~25%で推移していましたが、2023年4月の新制度初回では合格率が56.4%まで上昇しました。
令和6年度(2024年4月~2025年3月実施)の年間合格率は40.8%で、旧制度と比較すると依然として高い水準を維持しています。
数字だけを見れば「簡単になった」と感じるのも無理はありません。ただし、2025年12月時点の合格率は35.1%まで低下しており、難易度は徐々に調整されている点も押さえておきましょう。
基本情報技術者試験の合格率をデータで検証|本当に簡単になった?
基本情報技術者試験が「簡単になった」と言われていますが、客観的な数値を見ることで試験の実態が見えてきます。
ここでは、合格率と試験傾向をデータに基づいて4つの視点で分析します。
順に解説します。
旧制度と新制度の合格率推移を比較する
基本情報技術者試験の合格率をデータで検証すると、旧制度と新制度で合格率に明確な差があることがわかります。
| 時期 | 試験方式 | 合格率の目安 |
|---|---|---|
| ~2019年(ペーパー試験) | 年2回の筆記方式 | 約23~25% |
| 2020年~2022年(CBT移行後・旧制度) | CBT方式(年2回) | 約35~40% |
| 2023年4月(新制度初回) | CBT方式(通年) | 約56% |
| 2024年度(令和6年度通年) | CBT方式(通年) | 約41% |
| 2025年12月(直近データ) | CBT方式(通年) | 約35% |
旧制度から新制度への移行で合格率は大幅に上昇しましたが、数値だけで「簡単になった」と判断するのは早計です。
試験形式や受験機会の変化が合格率に影響している点を理解しておきましょう。
社会人と学生で合格率に差がある現実
基本情報技術者試験の合格率を検証するうえで、社会人と学生で合格率に差がある現実も押さえておく必要があります。
IPAの統計データによると、受験者全体の約7割を社会人が占めています。業務でIT用語やシステムに触れる機会がある社会人は、基礎知識のインプットに有利な環境にあります。
一方で学生は、マネジメント系やストラテジ系の出題範囲が実務経験に基づく内容であるため、体感的な難易度が高くなりがちです。
合格率の数字だけを見て「簡単な試験」と判断せず、自分の立場に合った対策を取ることが大切です。
新制度移行直後の高い合格率は徐々に落ち着いている
基本情報技術者試験の合格率データで見逃せないのは、新制度移行直後の高い合格率が徐々に落ち着いている点です。
2023年4月の新制度開始直後は合格率56.4%を記録しましたが、IPAは試験の品質を維持するために難易度調整を行っています。
特に科目Bの合格率は、2023年4月の64%から2025年7月には47%まで低下しており、対策の手を抜けない状況です。
「新制度だから簡単」とは言い切れず、受験のタイミングによって体感的な難易度が変わる可能性がある点を理解しておきましょう。
結論:制度変更で受けやすくなったが試験の質は維持されている
基本情報技術者試験の合格率データを総合すると、制度変更で受けやすくなったものの、試験の品質は維持されているのが結論です。
CBT方式による通年受験や科目Bの出題範囲の集約など、受験しやすい環境は整いました。しかし、IRT方式の導入や難易度調整によって、合格率は徐々に旧制度に近い水準へ戻りつつあります。
「簡単になった」のではなく「受験しやすくなった」と捉え、油断せずに対策を行うことが一発合格への近道です。



「簡単になった」ではなく「受けやすくなった」が正確な表現ですね。
基本情報技術者試験が「簡単すぎ」とは言えない4つの理由
基本情報技術者試験は制度変更で受けやすくなったものの、「簡単すぎ」とは決して言えません。ここでは、安易な受験姿勢が不合格につながる理由を4つ解説します。
ひとつずつ見ていきましょう。
理由①出題範囲が広すぎて網羅的な学習が必要になる
基本情報技術者試験が「簡単すぎ」とは言えない理由の1つ目は、出題範囲が広すぎて網羅的な学習が必要になることです。
科目Aでは、テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系の3分野から幅広く出題されます。ハードウェアやネットワークの技術的な知識にくわえ、プロジェクトマネジメントや経営戦略の知識まで求められるため、IT経験者であっても普段の業務で触れない分野の学習が欠かせません。
特定の分野だけを集中的に勉強しても、知らない分野から出題されれば得点が伸びず不合格になるリスクがあります。
理由②科目Bの擬似言語はプログラミング未経験者にとって難しい
基本情報技術者試験が「簡単すぎ」とは言えない理由として、科目Bの擬似言語がプログラミング未経験者にとって難しい点も挙げられます。
科目Bの出題の約8割はアルゴリズムとプログラミング(擬似言語)の問題です。特定の言語の知識は不要ですが、変数の値の変化を追うトレース力や、処理の流れを論理的に読み解く力が求められます。
暗記では対応できない分野のため、プログラミング未経験者が短期間でスコアを伸ばすのは容易ではありません。



プログラミング未経験者でも大丈夫でしょうか…?



最初は難しく感じますが、トレース練習を重ねれば必ず慣れますよ。
理由③IRT方式で問題の難易度が得点に影響する
基本情報技術者試験が「簡単すぎ」とは言えない要因には、IRT方式で問題の難易度が得点に影響する点もあります。
IRT方式では、正答率の高い簡単な問題より、正答率の低い難しい問題のほうが得点への影響が大きくなります。つまり、簡単な問題だけを正解しても600点に届かない可能性があるのです。
「6割取ればいい」と油断して難問を捨てると、想定よりスコアが伸びないケースがある点に注意しましょう。
理由④合格率は50%を切っており約半数が不合格になっている
基本情報技術者試験が「簡単すぎ」とは言えない最大の根拠は、合格率が50%を切っており約半数が不合格になっている事実です。
令和6年度の年間合格率は40.8%であり、受験者の約6割が不合格になっています。2025年12月時点では合格率が35.1%まで低下しており、旧制度に近い水準へ戻りつつあります。
2人に1人以上が落ちる試験を「簡単すぎ」と言い切ることはできません。しっかり準備をして臨む必要がある国家試験です。
基本情報技術者試験の難易度は大学の偏差値でいうとどのくらい?
基本情報技術者試験の難易度を、馴染みのある大学の偏差値やIT資格全体のなかでの位置づけから解説します。
順に見ていきましょう。
基本情報技術者試験の偏差値は49前後とされている
基本情報技術者試験の難易度は、資格難易度を扱う民間サイトなどで偏差値49前後とされています。大学の偏差値に換算すると、専修大学や日本大学の経済学部あたりに相当するイメージです。
全国平均とほぼ同水準の難易度であり、「誰でも簡単に受かる」わけではないものの、しっかり対策すれば合格を十分に狙える水準と言えるでしょう。
ただし、資格の偏差値と大学入試の偏差値は測定対象が異なるため、あくまで目安として捉えてください。



偏差値49は油断できない水準です。計画的な対策が大切ですよ。
IT資格の難易度ランキングにおける位置づけ
基本情報技術者試験の難易度は、IT資格全体のなかで「入門~中級」に位置づけられています。IPA(情報処理推進機構)が実施する情報処理技術者試験のなかでの立ち位置は以下のとおりです。
| 試験名 | スキルレベル | 偏差値の目安 | 合格率の目安 |
|---|---|---|---|
| ITパスポート | レベル1 | 45 | 約50% |
| 基本情報技術者 | レベル2 | 49 | 約41% |
| 応用情報技術者 | レベル3 | 65 | 約23% |
| 高度試験(各種スペシャリスト等) | レベル4 | 67~71 | 約15% |
基本情報技術者試験はITパスポートの上位資格にあたり、応用情報技術者試験とは偏差値で16ほどの差があります。IT業界でキャリアを積むための「最初の本格的な国家試験」として位置づけられている資格です。
基本情報技術者試験とは?試験概要と合格基準
基本情報技術者試験の受験を検討するうえで、試験の全体像を把握しておきましょう。ここでは、出題範囲・試験方式・合格基準・免除制度の4つを解説します。
- 基本情報技術者試験の出題範囲は科目Aと科目Bの2科目構成
- CBT方式の通年実施で好きなタイミングで受験できる
- 合格基準は科目A・科目Bともに1,000点満点中600点以上
- 科目A試験の免除制度を活用する方法
順に見ていきましょう。
基本情報技術者試験の出題範囲は科目Aと科目Bの2科目構成
基本情報技術者試験の出題範囲は、科目Aと科目Bの2科目で構成されています。
| 項目 | 科目A | 科目B |
|---|---|---|
| 出題分野 | テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系 | アルゴリズムとプログラミング(擬似言語)・情報セキュリティ |
| 出題数 | 60問(四肢択一) | 20問(多肢選択式) |
| 試験時間 | 90分 | 100分 |
| 出題形式 | 小問形式 | 小問形式(全問必須) |
科目Aは幅広い基礎知識、科目Bは論理的思考力が問われる構成です。両方の対策をバランスよく行うことが合格のカギとなります。
CBT方式の通年実施で好きなタイミングで受験できる
基本情報技術者試験はCBT方式で通年実施されており、好きなタイミングで受験できます。全国のテストセンターにて、自分の都合に合わせて受験日時を予約する仕組みです。
科目Aと科目Bを同日に受験することも、別の日に分けて受験することも可能です。不合格の場合は、受験日の翌日から30日を超えた日以降に再受験の申し込みができます。
学習の進捗に合わせて受験スケジュールを柔軟に組める点が、旧制度にはなかった大きなメリットです。
合格基準は科目A・科目Bともに1000点満点中600点以上
基本情報技術者試験の合格基準は、科目A・科目Bともに1,000点満点中600点以上です。どちらか一方でも600点に届かなければ不合格となります。
たとえば科目Aが800点でも、科目Bが590点であれば合格にはなりません。採点にはIRT方式が採用されているため、1問あたりの配点は均一ではありません。
問題の難易度に応じて得点が調整される仕組みのため、「何問正解すれば合格」と単純に計算できない点に注意が必要です。
科目A試験の免除制度を活用する方法
基本情報技術者試験には、科目A試験の免除制度も用意されています。IPAが認定したeラーニングや講座を受講し、修了試験に合格すると、1年間にわたり科目A試験が免除されます。
免除期間中は科目Bのみの受験で合格が可能です。免除制度の活用手順は以下のとおりです。
- IPA認定の講座(eラーニングや専門学校など)を受講する
- 講座の修了条件を満たしたうえで、科目A免除修了試験を受験する
- 修了試験に合格すると、合格日から1年間の科目A免除資格が付与される
- 本番試験の申し込み時に「免除試験」を選択して、科目Bのみ受験する
科目A対策の負担を減らし、科目Bの学習に集中できるため、IT未経験者や忙しい社会人にとって有力な選択肢です。



免除制度を使えば科目Bに集中できるので、ぜひ活用を検討してみてください。
基本情報技術者試験とITパスポートはどっちが難しい?難易度を比較
基本情報技術者試験とITパスポートは、どちらもIPAが実施するIT系国家試験ですが、難易度には明確な差があります。
ここでは、両試験の違いと、さらに上位の応用情報技術者試験との比較もあわせて解説します。
順に見ていきましょう。
出題範囲と求められる知識レベルの違い
基本情報技術者試験とITパスポートの難易度を比較すると、出題範囲と求められる知識レベルに明確な違いがあります。
| 項目 | ITパスポート | 基本情報技術者 |
|---|---|---|
| スキルレベル | レベル1(ITを利用する人向け) | レベル2(ITを作る人向け) |
| 出題分野 | ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系 | 科目A:同左の3分野/科目B:擬似言語・情報セキュリティ |
| プログラミング | 基礎的な思考問題のみ | 擬似言語によるアルゴリズム問題が約8割 |
| 偏差値の目安 | 45 | 49 |
| 合格率の目安 | 約50% | 約41% |
ITパスポートは概念的な知識が中心ですが、基本情報技術者試験ではプログラミングやアルゴリズムの実践的な思考力が求められます。「ITを使う側」と「ITを作る側」の違いと考えるとわかりやすいでしょう。
ITパスポートから基本情報へステップアップする場合の追加勉強時間
基本情報技術者試験とITパスポートの難易度の違いは、必要な追加勉強時間にも表れています。
IT未経験者がゼロから基本情報技術者試験に合格するには150~200時間が目安とされていますが、ITパスポートにすでに合格している人は50~100時間程度で合格を狙えるケースが多いです。
ITパスポートで学んだストラテジ系・マネジメント系の知識は科目Aの対策にそのまま活かせるため、追加学習は主に科目Bの擬似言語対策に集中できます。
段階的にステップアップしたい人は、ITパスポートを先に取得しておくのがおすすめです。



ITパスポートの知識が活かせるので、早めの挑戦がおすすめですよ。
基本情報技術者試験と応用情報技術者試験の難易度の違い
基本情報技術者試験とITパスポートの比較にくわえ、上位資格である応用情報技術者試験との難易度の違いも押さえておきましょう。
応用情報技術者試験はスキルレベル3に位置づけられ、偏差値は65前後とされています。基本情報技術者試験(偏差値49)とは16ほどの差があり、合格率も約23%と難易度が格段に上がります。
最も大きな違いは、応用情報技術者試験の午後試験に記述式の問題が含まれる点です。基本情報技術者試験はすべて選択式のため、まずは基本情報で基礎を固めてから応用情報へ進むのが王道のキャリアパスと言えます。
基本情報技術者試験の合格率が低いと言われる理由
基本情報技術者試験は合格率が上昇傾向にあるものの、依然として約半数が不合格になる試験です。ここでは、合格率が低いと言われる理由を3つ解説します。
ひとつずつ見ていきましょう。
理由①試験範囲が広く十分な対策をせずに受験する人が多い
基本情報技術者試験の合格率が低いと言われる理由の1つ目は、試験範囲が広く十分な対策をせずに受験する人が多いことです。
科目Aだけでもテクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系の3分野にわたり、ハードウェアからプロジェクト管理、経営戦略まで幅広い知識が問われます。
範囲の広さに圧倒され、対策が中途半端なまま受験してしまう人が一定数いることが、合格率を押し下げる要因のひとつです。
通年受験が可能になった分、「とりあえず受けてみよう」と準備不足のまま受験するケースも増えています。



通年受験のメリットを活かして、準備が整ってから受けるのが鉄則ですよ。
理由②科目Aと科目Bの両方で基準点を超える必要がある
基本情報技術者試験の合格率が低い理由として、科目Aと科目Bの両方で基準点を超える必要がある点も挙げられます。
合格には科目A・科目Bそれぞれで1,000点満点中600点以上が求められます。片方だけ高得点を取っても、もう片方が600点未満であれば不合格です。
特に科目Bの擬似言語問題を苦手とする受験者は多く、科目Aは突破できても科目Bで基準点に届かず不合格となるパターンが目立ちます。
理由③会社から受験を指示されモチベーションが低い受験者が含まれる
基本情報技術者試験の合格率が低い背景には、会社から受験を指示されモチベーションが低い受験者が含まれていることも関係しています。
IT企業では新入社員や若手社員に基本情報技術者試験の受験を推奨・義務化しているケースが少なくありません。自発的に学びたいという意思がないまま受験する人は、学習時間が不足しがちで不合格になる傾向があります。
合格率のデータには、こうしたモチベーションの低い受験者も含まれているため、しっかり準備した人にとっての実質的な合格率はもう少し高いと考えてよいでしょう。
簡単になった基本情報技術者試験は意味ない?取得する5つのメリット
基本情報技術者試験が「簡単になった」と聞くと、「取得しても意味ないのでは?」と不安になる人もいるでしょう。結論から言えば、取得する価値は十分にあります。
ここでは、基本情報技術者試験を取得するメリットを5つ紹介します。
- ITエンジニアとしての基礎力を客観的に証明できる
- 就職や転職で評価される|大学生にもおすすめ
- 応用情報技術者試験など上位資格へのステップアップになる
- 実務で必要な幅広いIT知識を体系的に学べる
- 企業の資格手当や報奨金の対象になるケースが多い
詳しく解説します。
メリット①ITエンジニアとしての基礎力を客観的に証明できる
基本情報技術者試験を取得するメリットの1つ目は、ITエンジニアとしての基礎力を客観的に証明できることです。
基本情報技術者試験は経済産業省が認定する国家試験であり、IT業界での認知度は非常に高い資格です。プログラミングやネットワーク、データベース、セキュリティなど、エンジニアに求められる基礎知識を体系的に身につけていることを第三者に示せます。
「簡単になった」とはいえ国家試験に変わりはなく、合格すればスキルの裏づけとして十分に機能します。
メリット②就職や転職で評価される|大学生にもおすすめ
基本情報技術者試験を取得するメリットとして、就職や転職で評価される点も見逃せません。IT業界の採用選考では、基本情報技術者試験の合格が「ITの基礎を理解している人材」としての判断材料になります。
特に実務経験がない大学生や未経験からの転職者にとっては、スキルを客観的にアピールできる貴重な武器です。
履歴書に国家資格として記載でき、面接でも学習への意欲を伝えやすくなるため、IT業界を目指す人にはおすすめの資格です。



未経験者でも就職や転職で評価されるんですか?



国家資格なので、未経験者ほどアピール材料になりますよ。
メリット③応用情報技術者試験など上位資格へのステップアップになる
基本情報技術者試験を取得するメリットには、応用情報技術者試験など上位資格へのステップアップになる点もあります。
基本情報技術者試験で学ぶ知識は、応用情報技術者試験(レベル3)やさらに上位の高度試験(レベル4)の土台になります。
基本情報で身につけたテクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系の知識は、上位試験でも共通して問われるためです。
「ITパスポート → 基本情報 → 応用情報 → 高度試験」と段階的にキャリアアップしていくための出発点として、基本情報技術者試験の取得は理にかなっています。
メリット④実務で必要な幅広いIT知識を体系的に学べる
基本情報技術者試験を取得するメリット4つ目は、実務で必要な幅広いIT知識を体系的に学べることです。
試験範囲にはハードウェア・ソフトウェア・ネットワーク・データベース・セキュリティの技術分野だけでなく、プロジェクトマネジメントや経営戦略の分野も含まれています。
普段の業務では特定分野の知識に偏りがちですが、基本情報技術者試験の学習をとおしてIT全体を俯瞰する力が身につきます。
エンジニアとしての視野を広げるうえで、学習のプロセスそのものに価値がある資格です。
メリット⑤企業の資格手当や報奨金の対象になるケースが多い
基本情報技術者試験を取得するメリットとして、企業の資格手当や報奨金の対象になるケースが多い点も挙げられます。
基本情報技術者試験の資格手当の相場は月額5,000円~10,000円程度で、合格報奨金として20,000円~100,000円を一括支給する企業もあります。
IT企業に限らず、社内DXを推進する企業でも基本情報技術者試験を手当の対象にしているケースが増えています。
受験料は7,500円(税込)であるため、資格手当や報奨金で十分に元が取れる点も魅力です。
基本情報技術者試験に落ちる人の特徴と共通点
基本情報技術者試験に落ちてしまう人には、共通した傾向が見られます。事前に知っておくことで同じ失敗を防げます。
ここでは、不合格になりやすい人の特徴を4つ解説します。
ひとつずつ見ていきましょう。
落ちる人の特徴①「簡単になった」を鵜呑みにして勉強時間が不足している
基本情報技術者試験に落ちる人の特徴1つ目は、「簡単になった」を鵜呑みにして勉強時間が不足していることです。
ネット上の「合格率が上がった」「制度変更で楽になった」という情報を見て、少ない勉強時間で臨む受験者は少なくありません。
しかし、2025年12月時点の合格率は35.1%まで低下しており、難易度は調整されています。IT未経験者であれば150~200時間の学習が目安です。「簡単になった」という噂に安心せず、計画的に学習時間を確保しましょう。
落ちる人の特徴②出題範囲が広すぎると感じ苦手分野を完全に捨てている
基本情報技術者試験に落ちる人の特徴として、出題範囲が広すぎると感じ苦手分野を完全に捨てているケースも挙げられます。
科目Aの出題範囲はテクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系と多岐にわたります。文系出身者がテクノロジ系を丸ごと捨てたり、理系出身者がストラテジ系を無視したりすると、苦手分野の問題で大幅に失点します。
IRT方式では問題の難易度に応じた配点がされるため、特定分野をまるごと捨てるのはリスクが高い戦略です。苦手分野でも頻出テーマだけは押さえておきましょう。
落ちる人の特徴③過去問の答えを丸暗記して用語の意味を理解していない
基本情報技術者試験に落ちる人の特徴には、過去問の答えを丸暗記して用語の意味を理解していないパターンもあります。
科目Aでは過去問からの流用が一定数含まれるため、過去問演習は有効な対策です。しかし、「この問題の答えはア」と選択肢の記号だけ覚えてしまうと、本番で問い方が変わった瞬間に対応できなくなります。
正解の理由と不正解の選択肢が間違いである理由まで理解しておくことで、初見の問題にも応用が利く実力が身につきます。
落ちる人の特徴④科目Bの擬似言語対策を後回しにしている
基本情報技術者試験に落ちる人の特徴4つ目は、科目Bの擬似言語対策を後回しにしていることです。
科目Bの約8割を占める擬似言語の問題は、暗記ではなく論理的思考力が求められます。変数の値の変化を追うトレース練習や、処理の流れを理解する訓練には一定の時間が必要で、直前の詰め込みでは間に合いません。
科目Aの用語暗記ばかりに時間を使い、科目Bの対策が不十分なまま本番を迎えるのは、不合格の典型的なパターンです。学習の早い段階から科目Bの演習に取り組みましょう。



科目Bは直前の詰め込みが効きません。早めの着手がカギですよ。
基本情報技術者試験の勉強時間|社会人は何ヶ月で受かる?
基本情報技術者試験の合格に必要な勉強時間は、IT知識の有無や1日に確保できる学習時間によって大きく変わります。
ここでは、レベル別の目安と学習スケジュールの考え方を4つ解説します。
順に見ていきましょう。
IT未経験者は150~200時間が目安
基本情報技術者試験の勉強時間として、IT未経験者は150~200時間が目安です。IT用語やプログラミングの考え方に馴染みがない状態からスタートする場合、まずは科目Aの基礎知識のインプットに時間がかかります。
1日2~3時間の学習を継続すれば、約2~3カ月で合格レベルに到達できる計算です。CBT方式で通年受験が可能なため、自分の理解度に合わせて受験日を決められます。焦らず着実に知識を積み上げることが、一発合格への近道です。



200時間と聞くと気が遠くなりそうですが、大丈夫ですか?



1日2時間なら約3カ月です。コツコツ続ければ十分間に合いますよ。
ITパスポート合格者は50~100時間で合格を狙える
基本情報技術者試験の勉強時間について、ITパスポート合格者は50~100時間で合格を狙えます。ITパスポートで学んだストラテジ系やマネジメント系の知識は、科目Aの対策にそのまま活用できます。
追加で必要な学習は、テクノロジ系の深い知識と科目Bの擬似言語対策が中心です。1日1~2時間の学習で約1~2カ月が目安となります。
ITパスポートの知識が定着しているうちに、早めに基本情報技術者試験へ挑戦するのが効率的です。
社会人が1ヶ月で合格するための学習スケジュール
基本情報技術者試験に社会人が1カ月で合格するには、1日あたり5~7時間の集中的な学習が必要です。
| 期間 | 学習内容 | 目安の時間配分 |
|---|---|---|
| 1週目 | 参考書で科目A全範囲をざっと通読し、全体像を把握する | 約35時間 |
| 2週目 | 過去問道場で科目Aの演習を繰り返し、頻出テーマを定着させる | 約35時間 |
| 3週目 | 科目Bの擬似言語問題を集中的にトレース練習する | 約35時間 |
| 4週目 | 公開問題や予想問題で本番形式の演習を行い、弱点を補強する | 約35時間 |
現実的には仕事との両立が難しいスケジュールのため、可能であれば2~3カ月の期間を確保し、無理のないペースで学習を進めるのがおすすめです。
何ヶ月かかるかは1日の学習時間から逆算する
基本情報技術者試験に何カ月かかるかは、1日の学習時間から逆算するのが最も確実です。
| 1日の学習時間 | IT未経験者(200時間想定) | ITパスポート合格者(100時間想定) |
|---|---|---|
| 1時間 | 約6~7カ月 | 約3~4カ月 |
| 2時間 | 約3~4カ月 | 約2カ月 |
| 3時間 | 約2~3カ月 | 約1カ月 |
| 5時間 | 約1~1.5カ月 | 約3週間 |
CBT方式の通年受験を活かし、「合格レベルに達してから受験日を予約する」というスケジュールの立て方が可能です。自分の生活リズムに合わせて、無理のない計画を組みましょう。
基本情報技術者試験に一発合格するための勉強手順
基本情報技術者試験に一発で合格するには、正しい順番で学習を進めることが欠かせません。ここでは、合格をつかみ取るための具体的な勉強手順を5つのステップで解説します。
- 最新のシラバスを確認し科目A・科目Bの配分を決める
- 参考書でIT用語と基礎知識をインプットする
- 過去問道場を活用して科目Aの演習を繰り返す
- 科目Bの擬似言語はトレース練習で思考力を鍛える
- 公開問題や予想問題で本番形式に慣れておく
順に解説します。
手順①最新のシラバスを確認し科目A・科目Bの配分を決める
基本情報技術者試験に一発合格するための最初の手順は、最新のシラバスを確認し科目A・科目Bの配分を決めることです。
IPAの公式サイトで公開されているシラバス(出題範囲の基準)をチェックし、新たに追加された用語や変更点を把握しましょう。シラバスは定期的に改訂されるため、古いテキストでは対応できない出題が増える可能性があります。
全体像を把握したうえで、科目Aと科目Bの学習時間の配分を「科目A:6割、科目B:4割」程度に設定すると、バランスの取れた対策ができます。
手順②参考書でIT用語と基礎知識をインプットする
基本情報技術者試験に一発合格するための次の手順として、参考書でIT用語と基礎知識をインプットしましょう。
いきなり問題を解くのではなく、イラストや図解が豊富な参考書を1冊選び、ひととおり目をとおして全体像をつかみます。
特にアルファベット3文字の略語(CRM、SCM、SQLなど)は元の英語の意味とセットで覚えると定着しやすくなります。
最初から完璧に暗記しようとせず、「この用語は聞いたことがある」というレベルまで知識の土台を作ることが先決です。
手順③過去問道場を活用して科目Aの演習を繰り返す
基本情報技術者試験に一発合格するための3つ目の手順は、過去問道場を活用して科目Aの演習を繰り返すことです。
無料学習サイト「基本情報技術者試験ドットコム(過去問道場)」では、分野別・年度別に過去問を解くことができます。
スマホからも利用できるため、通勤時間や昼休みのスキマ時間を活用するのがおすすめです。科目Aは過去問からの流用が一定数あるため、繰り返し演習することで頻出パターンが身体に染みつきます。
正答率が安定して8割を超えるまで解き込みましょう。
手順④科目Bの擬似言語はトレース練習で思考力を鍛える
基本情報技術者試験に一発合格するための次の手順として、科目Bの擬似言語はトレース練習で思考力を鍛えることが不可欠です。
トレース練習とは、擬似言語で書かれたプログラムの処理を1行ずつ追い、変数の値がどう変化するかを手書きで確認する学習法です。
頭のなかだけで考えるのではなく、紙に書いてひとつずつ確認することで論理的な読解力が鍛えられます。IPAが公開しているサンプル問題や、市販の科目B対策問題集を使って、毎日少しずつ演習量を増やしていきましょう。



トレース練習って具体的にどうやるんですか?



紙に変数の値を書き出しながら1行ずつ追うのがコツですよ。
手順⑤公開問題や予想問題で本番形式に慣れておく
基本情報技術者試験に一発合格するための最後の手順は、公開問題や予想問題で本番形式に慣れておくことです。
IPAは新制度の公開問題を公式サイトで提供しています。本番と同じ制限時間を設定して解くことで、時間配分の感覚をつかめます。
科目Aは60問を90分(1問あたり約1.5分)、科目Bは20問を100分(1問あたり5分)が目安です。市販の予想問題集や通信講座の模試を活用すれば、最新のシラバスに対応した新傾向の問題にも事前に触れられます。
「本番で見たことがない問題が出ても焦らない」状態を作っておくことが、一発合格のカギです。
基本情報技術者試験の対策には通信講座を利用しよう
基本情報技術者試験に向けて「独学だとサボってしまう」「専門用語が難しくて理解できない」という人は、独学にこだわらず通信講座を活用するのもひとつの手です。
プロの力を借りることで、効率的に合格への道を切り開けます。ここでは、実績と評判の良い通信講座を3社厳選して紹介します。
それぞれの特徴や強みを比較し、自分に合った講座を見つける参考にしてください。
スタディング|業界最安級の受講料とスマホ完結型の学習スタイル


出典:studying.jp
| 受講形式 | 完全オンライン形式(スマホ・PC・タブレット) ※冊子テキストはオプション(別売り)の場合が多い |
|---|---|
| 取得できる主な資格 | 中小企業診断士、税理士、司法書士、FP、簿記、宅建士、ITパスポート など |
| サポート体制 | ・AI検索機能「AIマスター先生」による即時疑問解決 ・学習仲間機能(SNS)によるモチベーション維持 ・学習フロー機能による進捗ガイド |
| 費用 | 簿記3級合格コース:3,850円~ 中小企業診断士 1次2次合格コース:約50,000円~70,000円(時期・キャンペーンにより変動) |
| 特徴 | ・業界最安値水準の受講料 ・スキマ時間活用に特化したカリキュラム構成 ・AIを活用した効率的な復習・学習サポート機能 |
基本情報技術者試験の対策講座としておすすめの1つ目は、スタディングです。スタディングは、スマホ1つですべての学習が完結するオンライン通信講座です。
動画講義・問題演習・AI学習プランまでスマホで利用できるため、通勤時間やスキマ時間を活用して効率的に合格を目指せます。
業界最安級の価格帯でありながら、科目Aから科目Bの擬似言語対策、直前対策模試まで必要な教材がすべて揃っています。
AIが個人別に最適な学習計画を作成する「AI学習プラン」や、復習タイミングを自動で管理する「AI問題復習」など、効率的に学習を進められる機能も充実しています。
累計720名以上の基本情報技術者試験合格者を輩出した実績もあり、受講料をできるだけ抑えたい人やスマホで手軽に学習を進めたい人におすすめです。
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ヒューマンアカデミー|映像講義が充実しており短期間で合格を目指せる


| 受講形式 | オンライン(eラーニング)+テキスト教材(+DVD等のメディア教材) |
|---|---|
| 取得できる主な資格 | ネイリスト検定、ジェルネイル検定、トリマー、医療事務、メンタルケア心理士、Webデザイン など |
| サポート体制 | ・受講期間中は質問回数無制限(プロ講師が回答) ・無料の受講期間延長制度あり(条件あり) ・就職・転職サポート(カウンセリングや求人紹介) |
| 費用 | 医療事務講座(eラーニングコース):47,300円 ネイリスト・ジェルネイル検定トータルコース:約200,000円~300,000円(コースにより変動) 保育士【完全合格】総合講座:59,000円 |
| 特徴 | ・ネイルやペットなど、実技・実践系スキルの講座が充実 ・資格取得後の就職・転職サポートが手厚い ・未経験からプロを目指すための本格的なカリキュラム |
基本情報技術者試験の対策講座としておすすめの3つ目は、ヒューマンアカデミーです。ヒューマンアカデミーは、通学とオンラインの両方に対応したスクール型の学習環境が特徴です。
プロの講師による映像講義が充実しており、IT未経験者でも基礎からつまずくことなく学習を進められます。
わからないことはeラーニング上の質問システムからいつでも質問でき、受講期間中であれば何度でも利用可能です。
リスキリング支援事業や教育訓練給付制度の対象講座も取り扱っており、費用面の負担を軽減できるケースもあります。
映像講義で体系的に学びたい人や、講師に直接質問できる環境で短期間の合格を目指したい人におすすめです。
ユーキャン|初学者に優しいテキストと丁寧な添削指導が魅力


出典:u-can.co.jp
| 受講形式 | テキスト教材中心(+Web学習機能「学びオンライン プラス」) |
|---|---|
| 取得できる主な資格 | 医療事務、調剤薬局事務、保育士、実用ボールペン字、食生活アドバイザー、FP、宅建士 など |
| サポート体制 | ・講師による手書き添削指導(一部講座除く) ・メールや郵送による質問回答サービス(1日3問まで等の制限あり) ・受講生専用サイトでのスケジュール管理・Webテスト |
| 費用 | 医療事務講座:49,000円 実用ボールペン字講座:31,680円 FP講座:64,000円 |
| 特徴 | ・初学者でも挫折しにくい、図解の多いわかりやすいテキスト ・趣味から実用スキルまで、幅広い講座ラインナップ ・送料負担なし、分割払い対応など始めやすい料金体系 |
基本情報技術者試験の対策講座としておすすめの2つ目は、ユーキャンです。ユーキャンの基本情報技術者合格指導講座は、合格に的を絞ったカリキュラムで、標準学習期間わずか4カ月で合格を目指せる通信講座です。
すべてのレッスンに1本あたり10分前後の動画講義が用意されており、スキマ時間を活用しながら頻出ポイントを効率よく学べます。
科目B試験の対策教材や本番と同形式の模擬試験もセットになっており、CBT方式の試験画面や時間配分を事前にシミュレーションできます。
1日3回までメールで講師に質問できるサポート体制があり、つまずいたときもすぐに疑問を解消できるのが強みです。
独学で挫折した経験がある人や、丁寧なサポートを受けながら学習を進めたい人におすすめです。
基本情報技術者試験が簡単になったと感じる人からのよくある質問(FAQ)
基本情報技術者試験が「簡単になった」と聞いて受験を検討している人からよく寄せられる質問と回答をまとめました。疑問を解消して、安心して学習に取り組みましょう。
基本情報技術者試験って何ヶ月勉強すれば受かるの?
基本情報技術者試験に合格するまでの期間は、IT知識の有無と1日の学習時間によって異なります。IT未経験者は150~200時間、ITパスポート合格者は50~100時間が目安です。
1日2~3時間の学習を続けた場合、未経験者で約2~3カ月、ITパスポート合格者で約1~2カ月が目安となります。CBT方式で通年受験が可能なため、自分の理解度に合わせて受験日を決められる点を活かし、焦らず準備を進めましょう。
基本情報技術者試験に落ちたら恥ずかしいの?
基本情報技術者試験に落ちても、恥ずかしいことではありません。令和6年度の年間合格率は40.8%であり、受験者の約6割が不合格になっている試験です。
IT業界の登竜門とされる国家試験であり、範囲の広さや科目Bの擬似言語問題の難しさから、経験者であっても一度で合格できないケースは珍しくありません。不合格になった場合は苦手分野を分析し、次回の受験に活かすことが大切です。
基本情報技術者試験って意味ないって本当なの?
基本情報技術者試験が「意味ない」ことはありません。経済産業省が認定する国家試験であり、IT業界での認知度と信頼性は高い資格です。
就職・転職時にITの基礎力を客観的に証明できるほか、企業によっては月額5,000円~10,000円の資格手当や合格報奨金の対象になるケースもあります。上位資格へのステップアップの土台にもなるため、取得する価値は十分にある資格です。
基本情報技術者試験の科目Aだけ落ちることってあるの?
基本情報技術者試験では、科目Aだけ不合格になることはあり得ます。合格には科目A・科目Bそれぞれで1,000点満点中600点以上が必要であり、片方でも基準点に届かなければ不合格です。
科目Bの擬似言語対策に力を入れすぎて科目Aの学習が手薄になると、幅広い出題範囲に対応できず科目Aで失点するパターンがあります。どちらか一方に偏らず、バランスよく対策を行いましょう。
基本情報と応用情報はどっちを先に受けるべきなの?
基本情報技術者試験と応用情報技術者試験のどちらを先に受けるべきかは、IT知識のレベルによって判断しましょう。
IT未経験者や学習を始めたばかりの人は、基本情報技術者試験から受けるのがおすすめです。基本情報で身につけた知識は応用情報の土台になるため、段階的にステップアップできます。一方、すでにIT実務経験が数年あり基礎知識に自信がある人は、応用情報技術者試験から挑戦するのも選択肢のひとつです。
情報処理技術者試験には受験資格の制限がないため、下位資格を飛ばして受験することも可能です。
基本情報技術者試験に一生受からない人っているの?
基本情報技術者試験に「一生受からない」ことは、正しい対策を続ける限りありません。
何度受けても不合格になる人には、「過去問の丸暗記に頼っている」「科目Bの擬似言語対策を後回しにしている」「苦手分野を完全に捨てている」など、共通した原因があるケースがほとんどです。不合格の原因を分析し、学習方法を見直せば合格は十分に狙えます。
独学での対策に限界を感じた場合は、通信講座の活用や科目A免除制度の利用を検討してみましょう。学習環境を変えることで、合格に近づける可能性があります。
まとめ
基本情報技術者試験が「簡単になった」と言われる主な理由は以下のとおりです。
- CBT方式への変更で通年受験が可能になった
- 採点方式がIRT方式に変更された
- 科目Bの出題範囲が擬似言語と情報セキュリティに集約された
- 個別プログラミング言語の選択が廃止された
- 新制度移行後に合格率が40~50%台へ上昇した
しかし、2025年12月時点の合格率は35.1%まで低下しており、「簡単になった」のではなく「受験しやすくなった」と捉えるのが正確です。
一発合格を目指すには、最新のシラバスを確認したうえで科目Aと科目Bをバランスよく対策し、擬似言語のトレース練習に十分な時間を確保することが大切です。
独学に不安がある人は、通信講座を活用してプロのサポートを受けながら効率的に学習を進めましょう。



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